Googleトレンドは長期間のトレンドの傾向をつかむのに適しています。
単独のキーワードのみのトレンドも参考になりますが、複数のキーワードを比較することで、それぞれのワードのボリューム感や四季による傾向などをつかむことが出来ます。
私がGoogleトレンドを利用するときは、そのキーワードがどれぐらいのボリュームを持っているのかを調べるために利用します。
Googleトレンドで各キーワードのボリューム感をつかむ
複数キーワードを比較することで、各キーワードのボリューム感や傾向をつかむことが出来ます。
以前調べた時に、「珈琲」と「健康」と「美容」の3つのワードを比較しました。すると、きれいに各キーワードの人気度が分かれました。
下記の表からもわかる通り、美容、健康、珈琲の順で興味が高いことが分かります。大きな枠で比較をすることで、そのキーワードの立ち位置が見えてきます。
人気度は、その期間で一番ピークがあった場所を100%とします。そのため、そのキーワードの検索回数が少ない場合でも多い場合でも人気度は100%になります。
そのため、他のキーワードと比較しないとその検索キーワードが多く検索されているのか余り検索されていないかの判断が付きません。
Googleトレンドで季節のキーワードで比較してみる
例えば、夏のキーワードの「花火」と「台風」を比較してみましょう。
「花火」と「台風」では、「台風」のほうがより強い興味を持たれています。普通に考えれば「台風」が来るときは過去の台風や気象情報を調べるため、強く反応します。
Googleトレンドで「美容」と「台風」を比較する
複数キーワードを比較する場合、異なるワードを組み合わせてみるのも意外な発見につながるかもしれません。
「美容」と「台風」を比較してみると、「台風」がいかにビックワードかがわかります。
季節性のものや多くの人々に影響を及ぼすことは、多くの人がネットで調べるため、Googleトレンドにも強く反映されます。
縦糸と横糸というように2方向からキーワードを比較してみると、これまでとは異なる見方ができるかもしれません。
Googleトレンドで「花火」「アマゾン」「iphone」を比較
「花火」のトレンドの強さが気になり、他のワード「アマゾン」と「iphone」を比較してみました。
「アマゾン」と「iphone」は四季に関係なく一定のトレンドで推移しています。
しかし、「花火」のトレンドは夏の一時期ですが、強い関心を得ているようです。
アイディアを組み合わせることで、需要(人の関心)を見つけることが出来ます。
自分の思い込みでだけで、人の関心の強さを想像するのも良いですが、客観的なデータとしてGoogleトレンドの複数キーワードを比較することで、より具体的な数値に置き換えましょう。
そうすることで、単体キーワードの興味の強さをより理解できます。
「健康」「お金」「人間関係」でトレンド比較
「健康」「お金」「人間関係」この3つの言葉はよくセットで聞くことがあると思います。
この3つのワードがトレンドの強さや傾向はどうなっているか調べてみました。
グラフを見てみると、「人間関係」が思いのほか低いと感じました。悩みごとで一番多いのは「人間関係」だと思っていましたが、世間的には強い興味は持たれていないようです。
Googleトレンドで「健康」とあるワードを比較してみた。
「健康」のトレンドを注意深くみていると、毎年、一時的に下に下がる傾向が見つかりました。
なぜ、この時期だけ下がるのか?それを考えていました。
「健康」のトレンド
「健康」と「お正月」のトレンド比較