グーグルトレンドはキーワードの関心を調べるのにとても便利なWEBサイトです。
単純にキーワード検索をするだけでも、参考になりますが、より複雑な条件を設定することで、新たな発見を見つけることができます。
グーグルトレンドで設定できる条件
下記の4つの条件を設定できます。
これらの条件を変更していき、キーワードの傾向を調べていきます。
- キーワード
- 期間
- 地域
- カテゴリー
- 検索(web search,image search,news search,google shopping, YouTube Search)
私がよく使う設定方法をご説明いたします。
私のブログは日本人向けに書いています。グーグル検索からの訪問者の興味とそのキーワードが長期的にみてどの程度関心があるかを調べるために、グーグルトレンドを使用しています。
この記事で使用している画像の設定条件は下記のとおりです。
キーワードは複数キーワードを入力
期間は、2004年に設定しています。
地域は日本をターゲット
カテゴリーはそのまま
検索はweb searchを設定
大きな視点と小さな視点の両方から調べる意味
私は2つの視点からキーワードを調べています。大きな視点と小さな視点です。
視野を広げることで、違った視点から物事を見ることができます。それはブログ記事を作成するときにも使えます。
大きな視点で調べることで、全体の中でどの程度興味を持たれているのかがわかります。
独立している場合もありますし、重複している場合もあります。
小さな視点は、そのキーワードと関連するキーワードから興味を調べていきます。
一般的な使い方はこちらになります。
1つのテーマを関連キーワードと一緒に説明することで、別の視点からみることができます。
例えば、「バナナ」をテーマとすると、関連キーワードに「食べ方」「保存方法」「栄養価」「調理法」「原産地」など様々あります。
マクロ視点(大きな視点)
例えば、「筋トレ」というキーワードを調べたいときは、大きな視点で見る場合は「スポーツ」が浮かびます。
そして、その「スポーツ」と同じレベルのカテゴリーのキーワードを探します。一例として「芸能」「車」「食事」「ブログ」を選びました。大きな意味のカテゴリーと比較します。
「Interest over time」をみるとそれぞれのワードの関心が時系列で表示されます。
スポーツは青色のグラフになります。長期的に見てやや低下傾向にありますが、比較的関心は高いようだとグラフから読み取れます。
ミクロ視点(小さな視点)
調べたいキーワードと近い意味のワードと比べてみます。
グーグルトレンドの実際の使い方はこちらがメインとなります。
「スポーツ」「筋トレ」「食事」の3つで検索した結果が下記になります。
関心の高さは「スポーツ」「食事」「筋トレ」の順になりました。
解釈はいろいろできますが、健康ブームが広がり、それに合わせて筋トレも関心が以前よりも高くなっているとも読み取れます。
まとめ
調べたいキーワードや関連するワードを調べることで新たなアイディアが浮かびます。
しかし、まったく関係のない分野のワードと比べることにより、調べたいキーワードと他のワードとの相対的な関心度の高さの比較ができます。(大きな視点の導入)
1つのテーマに絞ることは大切なことだと思います。行き詰ったときにもう一度、より広い分野と比較することで、新たなアイディアが浮かぶかもしれません。(考え方や見方の再構築)